弁護士に借金問題の相談をし、民事再生がいいということで契約を交わしたあとは、債権者に受任通知が送付されます。この時点で借金の請求が止まり、精神的にはだいぶ楽になることでしょう。その後、弁護士とのやりとりをして申立書が作成され、裁判所に提出されることになります。

書類の提出後は、裁判所が民事再生手続き開始を決定し、弁護士と相談しつつ再生計画案を作り、借金の残額を検討し、完成した案を裁判所・業者に提出します。そしてこの再生計画案が無事に通ることにより、民事再生手続きは完了です。なお、民事再生では業者が民事再生手続きに賛成しないことがあります。この場合には弁護士と相談することで対策が検討される形になります。

再生計画案が通り、認可が出たあとは、減額後の借金の返済がスタートします。5分の1ほどの借金にまで圧縮されることになるため、これまでとは比べものにならないぐらい、返済が楽に感じられることでしょう。なお、減額後の借金返済がスタートするのは、裁判所に対して申立てを行なったあと、大体6ヶ月後のタイミングです。

民事再生後は信用情報機関にその事実が記録されるため、5~10年のあいだ、記録が削除されるまで新たに借金をすることができず、そのあいだは同じ過ちを繰り返すことにはなりにくいでしょうが、浪費をして返済が困難になるようなことは絶対に避けなければいけません。